坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

月曜日, 11月 10, 2008

神様の秘密を知る男

コリント2:1-5
何故なら、わたしはあなたがたの間ではイエス・キリスト、すなわち十字架につけられた方のほかには、何も知らないことにしたからです
使徒パウロは優れた人であったはずです。学問や律法において専門家であり、リーダーでありました。また、生まれつきのローマ市民権を持っていた人でありました。しかし、彼の神様への働き、福音伝道は優れた人間の力、または彼の力に頼っているものではありませんでした。彼は神様の国の奥義を知っていたのです。それは、人間が弱く力や知恵の無いところにこそ、キリストの十字架の力が働くことを知っていたのです。福音を伝えることが、御霊と神の力のあらわれであることを知って体験していたからです。わたしたちは、なんと自分の力や知恵に頼ることが多いことでしょう。口では神様に委ねますと言いつつも、実際は人間の力に頼っていることがほとんどでないでしょうか。福音の力は、神様のためにわたしが働くことをやめて、神様とともに働くことをすることに始まります。神様は会社の社長でわたしは従業員でないのです。十字架につけられたきリスト以外に何も知らないことに下とは、なんと力強く、また自由を感じる言葉でしょうか。人は知識で自分を武装しようとします。しかし、そんな必要は無いのです。最強の神様がともにおられるのです。その神様とともに留学生伝道の働きを今日もしていきます。