坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

金曜日, 9月 26, 2008

下心のあるもてなしを拒否する勇気を持て

バラムは主の使いに申し上げた「私は罪を犯しました。私はあなたが私をとどめようと道に立ちふさがっておられるのを知りませんでした。今、もしあなたのお気に召さなければ、私は引き返します」(34節)
そして、バラクはバラムに言った。「ほんとうに私にはあなたを厚くもてなすことができないのでしょうか」(37節)
バラムは結局、バラクのところに行こうとしてしまいました。そこで、ろぼは主の使いを見て道をそらそうとしました。そこで、ロバの声を聞き、目を開かされて主の使いを見たのです。そこで言った言葉がこうです。本当に彼は知らなかったのでしょうか。主は仕方なく、人をロボットのようにせず人格者として自由を与えてくださったのです。ですから、主の御心でないことを知りつつも、バラムは行こうとしました。それが「あなたの道が私と反対に向いていた」のにもかかわらずです。 それを本当に知ったなら、「何故、すぐに引き返す」と言えなかったのでしょうか。神様の御心を歩んだのか、私も問われるなら「悔い改めることだらけ」です。また主の御心を知りながらも、「すぐに」悔い改めたり、方向を変えなかったことがどれほどあるでしょうか。
状況の良い、下心のあるもてなしに負けることや、誘惑されることがどれほどあるでしょうか。まことの天国の宝を、主の喜ばれる人生の価値を信仰の目で見ていないから、下心のあるもてなしを受けて、断れない状況に押し込まれるのです。神様の価値を持って拒否していきます。