坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

金曜日, 2月 06, 2009

残された時間の過ごし方

マルコの福音書11;1-10
さて, 彼らが エルサレムの近くに來て, オリ ― ブ 山のふもとの ベテパゲ と ベタニヤ に 近づいたとき,イエスはふたりの 弟子を使いに出して, 言われた.「向こうの
へ行きなさい. にはいるとすぐ, まだだれも 乘ったことのない, ろばの子が, つないであるのに 氣がつくでしょう. それをほどいて, 引いて 來なさい.もし,『なぜそんなことをするのか. 』と 言う 人があったら, 『主がお入用なのです.すぐに, またここに 送り 返されます. 』と言いなさい. 」
そこで, 出かけて見ると,表通りにある家の 戶口に, ろばの 子が 一匹つないであったので, それをほどいた.
すると,そこに立っていた何人かが言った. 「ろばの 子をほどいたりして, どうするのですか. 」 弟子たちが, イエスの言われたとおりを 話すと, 彼らは 許してくれた.
そこで, ろばの子をイエスのところへ引いて 行って, 自分たちの 上着をその上に掛けた. イエスはそれに 乘られた. すると,多くの人が,自分たちの上着を道に敷き,またほかの人¿は,木の葉を枝ごと野原から切って來て,道に敷いた. そして,前を行く者も,あとに從う者も,叫んでいた.「ホサナ .
祝福あれ.主の御名によって來られる方に祝福あれ。 いま來た,われらの父ダビデの國に。 ホサナ .いと高き所に.」
人生の最後や、残された時間を過ごすときに、どのように過ごすでしょうか?
①華麗に過ごすか? ②静かに過ごすか?どちらかでしょうか?また、会いたい友人に会ったり最善の時を過ごそうとするのでないでしょうか。主イエスはどのように過ごされたのでしょうか?
主イエスは、最後のエレサレム入城をロバの子に乗って入城されました。それは、人間が罪を犯して堕落以来することは不安から「帝国をつくる」ことでした。自分が王様になって人を支配することでした。しかし、十字架につかれる王様なる主イエスが乗られたのはロバの子でした。なんとも不思議な情景です。子供たちや、労働用のロバに乗って主イエスが来られ、仕える姿で来られたのです。それを更に、民衆たちがホザナと賛美して迎えたのです。私たちの心は、仕える主イエスの心が治めているでしょうか?そのような主イエスを賛美して迎えているでしょうか。残念なことに、多くの主イエスのために生きる人の最後が、美しく仕える主イエスの姿とかけ離れたものとなっていることを、私の見ている範囲で見たことがあります。とても、残念で胸の痛いことです。私自身そうならないように願い祈ります。民衆たちは、この数日後全く違う姿で主イエスをさばきました。このロバの子を送り出し、ロバに乗られた主イエスのように仕える姿で過ごします。