坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

金曜日, 2月 27, 2009

何度も諦めずに語れ

マルコの福音書16;9-20
〔さて,週の初めの日の朝早くによみがえったイエスは,まずマグダラのマリヤにご自分を現わされた.イエスは以前にこの女から七つの惡
を追い出されたのであった. マリヤはイエスといっしょにいた人たちが 嘆き悲しんで泣いているところに行き,そのことを知らせた. ところが,彼らは, イエスが生きておられ,お姿をよく見た,と聞いても, それを信じようとはしなかった. その後,彼らのうちのふたりがいなかのほうへ步いていたおりに,イエスは別の姿でご自分を現わされた.そこでこのふたりも,殘りの人たちのところへ行ってこれを知らせたが, 彼らはふたりの話も信じなかった. しかしそれから後になって,イエスは,その 十一人が食卓に着いているところに現われて,彼らの不信仰とかたくなな心をお責めになった. それは,彼らが,よみがえられたイエスを見た 人たちの言うところを信じなかったからである.それから,イエスは彼らにこう言われた. 「全世界に出て行き,すべての造られた者に,音を宣べ傳えなさい. 信じてバプテスマを受ける者は,救われます. しかし,信じない者は罪に定められます.信じる人¿には次のようなしるしが 伴います. すなわち, わたしの 名によって 惡を 追い 出し, 新しいことばを 語り, 蛇をもつかみ, たとい毒を飮んでも 決して 害を 受けず, また, 人に手を置けば 人はいやされます 」主イエスは,彼らにこう話されて後, 天に上げられて神の右の座に着かれた. そこで,彼らは出て行って,至る所で音を宣べ傳えた.主は彼らとともに ¿き,みことばに伴うしるしをもって, みことばを確かなものとされた. 〕
今日の聖書箇所は、何度イエスの復活を伝えても信じようとしない弟子たちが出てきます。イエスが一番の情熱を注いで、一番イエスのみ業をみて、実言葉を近くで聞いていながら、弟子たちはそれを信じようとしません。もちろん、人間の力ではイエスの復活は信じられないことです。ここで、イエスは弟子たちに何度も伝えられ、直接に現れてイエスの復活を伝えようとします。信じるようにチャレンジをされます。今日の朝教えられたことは、これだけ弟子たちに伝えても、イエスの十字架と復活の意味を分からなかったのであるから、ノンクリスチャンが聞いても信じないことはある意味当たり前です。しかし、そこへの諦めないイエスの情熱があります。私はそのイエスの弟子たちへの、人への愛を情熱を持っているのでしょうか?今日の聖書箇所の最後は、イエス・キリストの福音を伝えよと言うことでした。それに伴い力強いしるしもあることを語っています。私たちは何よりも、しるしを現象を、目に見える部分を追い求めることがあるのでないでしょうか。しかし、大事なことはしるしでなく、みことばを確かなものにすることです。最後に、マルコは「イエスは神の右の座に上げられた」と書いて終わります。マルコはそれを目で見たことではありません。私たちもそうです。しかし、信仰を持って聖霊様によって信じているのです。今日も諦めずに福音を語り続けます。証をします。人のために情熱をもって行きます。