坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

月曜日, 5月 25, 2009

世界の待っている男

ルツ3:10-18
すると,ボアズは言った.「娘さん.主があなたを 祝福されるように. あなたのあとからの 眞實は, 先の 眞實にまさっています. あなたは貧しい者でも,富む者でも,若い男たちのあとを追わなかったからです. さあ,娘さん. 恐れてはいけません. あなたの 望むことはみな,してあげましょう. この 町の人々はみな, あなたがしっかりした 女であることを 知っているからです. ところで, 確かに私は買い戾しの權利のある親類です. しかし, 私よりももっと近い買い戾しの 權利のある 親類がおります.今晩はここで過ごしなさい.朝になって,もしその人があなたに親類の役目を果たすなら, けっこうです.その人に親類の役目を果たさせなさい. しかし,もしその人があなたに親類の役目を 果たすことを 喜ばないなら,私があなたを買い戾します.主は生きておられる. とにかく, 朝までおやすみなさい.」 こうして,彼女は朝まで彼の足のところに寢たが,だれかれの見分けがつかないうちに起き上がった.彼は「打ち場にこの女の來たことが知られてはならない」と思ったので, 「あなたの 着ている 外套を 持って來て, それをしっかりつかんでいなさい. 」と 言い, 彼女がそれをしっかりつかむうちに, 大麥六杯を量って,それを彼女に負わせた.こうして彼は町へ行った.彼女がしゅうとめのところに 行くと, しゅうとめは尋ねた.「娘よ.どうでしたか.」 ルツは、その人が自分にしたことをみな,しゅうとめに告げて, 言った「あなたのしゅうとめのところに 素手で帰ってはならないと言って, あの 方は, この 大麥六杯を私に下さいました. 」 しゅうとめは言った「娘よ.このことがどうおさまるかわかるまで 待っていなさい.あの方は,きょう,そのことを決めてしまわなければ,落ち着かないでしょうから. 」
今日のQT箇所は、昨日の夜にボアズを訪れたことの結末です。ボアズの対応は非常に真摯で、責任感のある態度です。まず、ルツが自分のところに来たことの基礎に、「若いものの後を追わなかった」と言います。それは、この世の求める若い人や、お金や状況を求めたのでない、ことを言います。また、自分の願望でなくてナオミからの提案に従ったことを知っています。結婚への価値観が違うことが「先の真実よりも後の真実に勝る」ということからが分かります。若い人が良い悪いのでなくて、神様にある価値観を持って結婚したいのか?ということを示します。そして、ボアズはルツを「町の人々はみなあなたがしっかりした女性であることを知っている」と言います。はたして、私は
Q;あなたがしっかりしている人である、と知っているのでしょうか。クリスチャンやノンクリスチャンを関係無しにです。そうでないなら、何が不足なのでしょうか?何が神様が期待されているのでしょうか?私たちへのチャレンジです。またボアズは、自分が買い戻しの責任を果たすことを願いながらも、実際問題として「私よりも買戻しの権利が強い親類がいる」ことを言います。そして、自分が「自分の元のやってきたどこにも行くことのできない女性へ」責任を果たすことを願って、行動することを決意し、伝えます。ナオミやルツはどんなに感謝であり、喜びを持ちながらも、待つ時間が落ち着かないことだったのでしょうか。今日のQTでの恵みは、「愛は責任をもってすぐに行動する」というボアズの姿勢、自分を覆ってくださいと言う決意をした女性への責任ある態度でした。このような男性はどれほど頼りがいのある人でしょうか。世界はこのような男を待っています、そのボアズからダビデが、子孫として主イエスがメシアとして来てくださいました。人々に期待される、待たれる責任のある男になって行きます。