坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

金曜日, 5月 22, 2009

自分のところに来た人を翼のようの守り、祝福せよ

ルツ2;1-13
ナオミには夫の親戚で, エリメレクの一族に屬するひとりの有力者がいた.その人の名は ボアズであった.モアブの女ルツはナオミに言った.「どうぞ,畑に行かせてください. 私に 親切にしてくださる方のあとについて落ち穗を拾い集めたいのです 」すると,ナオミは彼女に「娘よ.行っておいで.」と言った.ルツは出かけて行って,刈る人たちのあとについて,畑で 落ち穗を拾い集めたが,それは,はからずもエリメレク の一族に屬するボアズの畑のうちであった. ちょうどその時,ボアズはベツレヘムからやって來て,刈る者たちに言った.「主があなたがたとともにおられますように.」彼らは「主があなたを
祝福されますように.」と答えた. ボアズは刈る者たちの世話をしている若者に言った. 「これはだれの 娘か.」 刈る者たちの世話をしている若者は答えて言った.「あれは,ナオミ といっしょにモアブの野から歸って來たモアブの娘です. 彼女は,『どうぞ,刈る人たちのあとについて, 束の間で落ち穗を拾い集めさせてください.』と言い, ここに來て,朝から今まで家で休みもせず,ずっと立ち働いています. 」 ボアズはルツ に 言った.「娘さん.よく聞きなさい.ほかの畑に落ち穗を拾いに 行ったり,ここから出て行ったりしてはいけません.私のところの若い女たちのそばを離れないで,ここにいなさい. 刈り取っている畑を見つけて, あとについて行きなさい.私は 若者たちに, あなたのじゃまをしてはならないと, きつく命じておきました. のどが渴いたら,水がめのところへ行って,若者たちの汲んだのを飮みなさい 」 彼女は顔を伏せ,地面にひれ伏して彼に言った.「私が外國人であるのを知りながら,どうして親切にしてくださるのですか.」 ボアズは答えて言った「あなたの夫がなくなってから, あなたがしゅうとめにしたこと,それにあなたの父母や生まれた國を離れて,これまで知らなかった民のところに來たことについて, 私はすっかり話を聞いています.主があなたのしたことに報いてくださるように. また, あなたがその翼の下に避け所を求めて來たイスラエルの神,主から,豊かな報いがあるように.」彼女は言った.「ご主人さま.私はあなたのご好意にあずかりとう 存じます. 私はあなたのはしためのひとりでもありませんのに,あなたは私を慰め,このはしためにねんごろに 話しかけてくださったからです.」
今日のQTは、「エリメレクの親戚であるボアズ」の紹介から始まります。それは、主にある期待を感じさせるスタートです。そして、ルツが図らずも「落ち穂を拾い」にいくのが、ボアズの畑であるからことへつながります。ここから学べることは何でしょうか?それは、人が計画を立てても神様の計画でなければ、それはならず、神様の計画ならばその時にふさわしく美しく神様のみ業がなることです。それは、何と期待できることでしょうか。それは、神様の声を聞くのに何と敏感に生きていくことになるでしょうか。それを聞くために、聖く行きたいと思うのでないでしょうか。そして、神様への期待と愛を持って歩める人生を生きれるのでないでしょうか。また、ボアズの登場と彼の信仰と人格が素晴らしいことを感じます。働いている人へ「神様が共におられますように」と言い、働いている人は「神様の祝福があるように」と挨拶します。このように祝福をしているボアズ、神様はあわすべきルツと会わせられます。私が学ぶべき姿は何でしょうか。それは、お互いを祝福する、神様が共におられるように、という姿勢です。それはどこから来ているのでしょうか。ルツの姿を見て彼女だと知ると「彼女の信仰と献身」を知っているのです(ベツレヘムで知れわたったからもありますが、ボアズの人格が分かります)そして、「イスラエルの神様に実を避けた者に、その翼の下に報いを与えるように」という信仰があります。ボアズはその神様のようにしたのです。私たちが学ぶべきことは何でしょうか。それは、私たちの元に面倒をかける人や、弱い人がくることもあります。また、信仰を持って一生懸命歩んでいる人がいます。その人たちに神様の翼にて報いを与えるように、私も隣人や近くにいる人にそうする必要があるということです。ルツは言います。「私はそのような資格が無い」と。いいえ、渡したち全てが資格の無いものです、神様はそのような私たちに翼の陰に隠してくださいました。翼の陰に報いを与える神様の愛に行きます。そして、神様の計画に期待して歩みます。