坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

土曜日, 5月 23, 2009

特別な待遇を受けたら、あなたはどう生きるのか?

ルツ2;14-23
食事のとき ボアズは彼女に言った. 「ここに 來て,このパンを食べ,あなたのパン切れを酢に浸しなさい. 」彼女が刈る者たちのそばにすわったので,彼は ·り 麥を彼女に取ってやった.彼女はそれを食べ,十分食べて,余りを殘しておいた. 彼女が落ち穗を拾い集めようとして立ち上がると,ボアズは若者たちに命じて言った「あの女には束の間でも穗を拾い集めさせなさい.あの女に恥ずかしい思いをさせてはならない.それだけでなく,あの女のために,束からわざと穗を拔き落としておいて,拾い集めさせなさい.あの女をしかってはいけない.」 こうして 彼女は,夕方まで畑で落ち穗を拾い集めた.拾ったのを打つと大麥が一エパ ほどあった.彼女はそれを持って町に行き, しゅうとめにその拾い集めたのを見せ,また,先に十分食べてから殘しておいたのを取り出して,彼女に與えた. しゅうとめは彼女に言った.「きょう どこで落ち穗を拾い集めたのですか. どこで働いたのですか.あなたに目を留めてくださった 方に 祝福がありますように. 」彼女はしゅうとめに自分の働いてきた所のことを告げ,「きょう,私はボアズ という名の人の所で働きました.」と言った. ナオミは嫁に言った.「生きている者にも,死んだ者にも,御惠みを惜しまれない主が,その方を祝福されますように. 」それから,ナオミは彼女に言った「その方は私たちの近親者で, しかも買い戾しの權利のある私たちの親類のひとりです.」 モアブの女ルツは言った「その方はまた『私のところの刈り入れが全部終わるまで,私の若者たちのそばを離れてはいけない.』と 私におっしゃいました.」 ナオミは嫁のルツに言った.「娘よ.あの方のところの若い女たちといっしょに出かけるのは, けっこうなことです.ほかの畑でいじめられなくても 濟みます.」 それで,彼女はボアズのところの若い女たちのそばを 離れないで, 大麥の刈り入れと小麥の刈り入れの終わるまで,落ち穗を拾い集めた.こうして,彼女はしゅうとめと暮らした.
今日のQT箇所は、昨日に続いて「ボアズがルツに特別によくしてあげること」内容です。はたして、ルツにとってどれほど大きな助けだったのでしょうか。生活の助け、そして外国人として暮らすときに「いじめ」に出会うかもしれない状態であったのに、それを一切守り、特別な祝福を与えました。何故、ボアズはそうしたのでしょうか。それは、神様からの特別待遇を受けたからです。その恵みを既得権を自分のためにでなく、神様は自分にそうされたように、恵みを他の人々に分かち合ったのです。果たして、私たちは神様の特別扱いの恵みを十分に享受したのでしょうか?それとも、不平や不満だらけなのでしょうか。味わっても、それを他の人に分かち合わない人生を歩んでいるのでしょうか。ルツはもらった食事をわざと残します。ナオミに与えるためであり、今日受けた恵みを分かち合います。それは、ボアズが良くしてくれたことを話すことであり、またその落ち穂の収穫を報告しています。私たちには、恵みを受けたときに透明に報告し、分かち合う友を家族を持っているのでしょうか。ルツたち家族を買い戻す権利の持つボアズであることがナオミを通して分かります。そして、ナオミの告白が痛みから「マラ」から、「生きているものにも、死んでいるものにも、恵みを惜しまれない方という賛美へ変わって行きます。買戻しの権利のある方それは、「私たちを罪の人生から十字架と言う命の代価を持って買い取ってくださった主イエス・キリスト」です。私たちはその方の買戻しを受けたでしょうか。その買戻しの恵みを分かち合っているのでしょうか。惜しんでいないでしょうか。落ち穂を拾い集めることさえも嫌がる人もいるかもしれません。外国人に親切にしていることがあるでしょうか。そのように分かち合う人はさらに祝福されます。そのような神様の下さった恵みのリーダーシップを持つ人になっているのでしょうか。そのように人々があなたと共にいたい、働きたい、というリーダーになっているのでしょうか。特別待遇をしてくださった方に賛美と感謝と期待を持ちます。その恵みを分かち合っていきます。