坂之上(カルバリ)のキリストSakanoueno Christ

土曜日, 8月 30, 2008

父なる神はむぬに抱く

うばが乳飲み子を抱きかかえるように、彼らをあなたの胸に抱き、わたしが彼らの先祖に誓った地に連れて行けと言われるのでしょう(民数記11:12)
モーセにとって、この世でも最高の指導を受けて素晴らしい指導者にとっても、イスラエルの民を導くのはとんでもなく大変なことでした。民はモーセにわめいた(2節)とあります。主にはつぶやいた、とあります。そういう人を導くのは、正直モーセでないけど「殺して下さい」という苦しみだったでしょう。
しかし、ここに父なる神様の愛を見ることができます。それは「神様の胸に抱かれた乳飲み子」のようにイスラエルの民を扱われた、ということでした。これこそ、父なる神の心で、そうでなければイスラエルの民はさばかれていたでしょう。しかし、そうはされなかったのです。
わたしにとって、最近示されることは「父なる神の心」です。人からの傷に縛られることもなく、完全にいやし、ひどい子供を「抱きかかえる父の愛」です。
留学生の働きをする時に、困った人と接するときに、自分は何とめんどくさい顔や怒った顔をしているのだろうか、と思いました。まさに、自分を殺してくれていったモーセのようです。
今日も、再び父なる神様の愛で歩ませて下さいと祈ります。